佐藤清太郎さんは20年以上前から所有林を健康の森と名付けて、市民や子供たちに開放してきている。現在では、年間5000人以上の保育園児や幼稚園児がこの森を訪れる。しかしながら、森の管理費用は所有者が負担しており、現在のような仕組みが将来も維持できるか保証はない。このため、将来この仕組みをどのように持続させていくかということが議論されており、また、卒園者やその父兄に対する追跡調査を実施して、屋外の保育園が子供たちの発育や健康にどのような影響を与えたか調べることにしている。